続 BABYMETALの衝撃 1 世界的大論争の謎 相対主義と絶対主義

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誰もが子供のころ、大人から、「気を付けなさいよ。世の中ね絶対なんて絶対無いのだからね」という言葉を言われたことがあると思う。

もし絶対は無いのならば、全ては相対となる。では全てが相対であるならば相対が絶対である。

相対であるはずのものが絶対である。ということは論理的には矛盾する。

子供なりに大人は理不尽だなぁ。と思った人も多いと思う。

この事は、現在でも哲学的には多いに議論になっている点である。このことを念頭に置いて欲しい。

さて、私がBABYMETALから受けた衝撃は先に言及したところに述べてある。これからは続編である。

以下、続BABYMETALの衝撃として議論していきたい。

さて、BABYMETALの衝撃は留まるところを知らない。私も年初から予想はしており、本ブログでも幾度と言及したが衝撃の破壊力は留まるところを知らない。

そもそも私が受けた衝撃はBABYMETAL側の志向性は無論のこと、受け手(いわゆるリスナーおよび観客)の過剰なまでの反応の部分も大きい。

今回の議論はここに言及したい。

なぜここまでBABYMETALが世界的に受け入れられたのか?の問いに対して、これもまた現在大いなる論争を呼んでいる。

私は答えよう。それはBABYMETALが世界的に衝撃を与えたからに他ならない。

どういう衝撃なのか?METALとJ-POP的要素の結合、ダンスの融合だけでない。
常に音楽、社会を巻き込んだ論争の中心だからである

BABYMETALについては彼女たちの登場以来、全世界のネット社会や音楽関係者の間で論争が絶えず繰り返されている。

彼女らの出現は我々が住んでいる音楽社会、人間社会の理不尽さを抉り出すことになっている。

極端に言ってしまえば我々の生存している空間に対する理不尽さの提起である。
私はこれに感銘を受けている。

どういうことなのか。さて検証してみよう。

2010年に日本で結成された、メタルダンスユニットBABYMETALである。ユニット名はMETALという文字がある。

だが、METALファンは憤った。

彼女たちの行為及び彼女たちの音楽はMETALではない。METALに対する冒涜である。

本物ではない。ギミックである。金儲けである。現在でもある音楽評論家からまがい物扱いされている。

では、METALファンに対して以下の問いを出す。

真のMETALの定義とは?方向性は?

決まってんだろ!真のMETALは既存の音楽、価値観を壊すことだぜ!
と答えが帰ってくる。ご丁寧にも真のMETALの定義をしてくれるのである。

そう、その通り。そもそもMETALの起源は既存の音楽や価値観から束縛されないものを目指していた。

もし、既存の音楽、価値観を壊すものはMETALだと定義するならば、論理的には既存の音楽や価値観を壊そうとしていない音楽や行為はMETALではないとなる。

では、もしBABYMETALがMATALでないのならば、BABYMATALは既存の音楽や価値観を壊そうとしていないのか?

否。BABYMETALの音楽は既存の音楽や価値観を破壊しようとしている。音楽をやっていた人間ならわかる。
音楽に興味のある人間であればある程良くわかる。

ちなみにBABYMATALのファンには大物アーチストが非常に多い。別に金を貰って表明している訳ではない。と思う。

ともかく、BABYMETALは既存の音楽および価値観の破壊者だ。
特にMETALおよび音楽におけるさまざまなジャンルを完全に破壊しようとしている。(★METAL側からはあくまでもそう見える)

だから、BABYMETALはMETALではないと否定をするとMATALファンはたちまち論理的に矛盾に陥るのだ。

BABYMETALを否定すれば、真のMETALの定義に矛盾する。

よって、METALフアンを自称するならば、BABYMETALを否定する選択肢を取れなくなる。

結果、BABYMETALに批判的なMETALファンは声高に批判すればする程BABYMETALに取り込まれるのである。

BABYMETALを否定するのならばMATALファンをやめるか?それが嫌ならBABYMETALを受け入れるしかなくなってしまう


特にYOUTUBEでCoverkillernationさんが表明しているコメントが象徴的である。

メタルエリートたちよ。
BABYMETALに対して大いに畏怖するが良い。


非常に高尚な評論である。

結局、全ては相対だという相対主義の人は絶対主義を受け入れざるを得ない。

だから、絶対主義を受け入れるか相対主義を棄てるかしかとる選択肢が無くなってしまう。

我々はこの矛盾から抜け出せない。つまり、我々が住んでいるこの論理空間ではこうならざるを得なくなる。

結果的にMETALフアンならざるとも音楽に携わる人々の多くはBABYMETAL受け入れるか取り込まれざるを得ない。BABYMETALを受け入れるか否かは深刻な命題である

だから、世界的な大論争が起こるわけだ。


BABYMETALに取り込まれるか、METALないし音楽を棄てるかの選択肢しかない。と全世界に思わせてしまった。

日本の3人の少女の起こした衝撃の大きさ及び恐怖がわかっていただけただろうか。わかっていただけたら幸いである。

もちろん読者の忌憚なき意見をお待ちしている。

では。

See you !

★ただしBABYMETALは破壊者であるが、悪意を持っているのでなく「日本でしか通じないかわいい」を通じて更なる融合進化をしようとしている。日本のかわいい文化がわかる人間ならそう受け取れることが可能である。と私は考える。これについてもいずれ言及したい。

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