(写真はMOA-METALさん)
BABYMETALは新概念である。
誰にでも新概念の理解や習得は難問である。
どうやって、見たことも聞いたこともない人間に伝えるのであろうか。
新概念の伝達方式としての良いサンプルと思っているのが漢語表現としてどう伝えているのかを見てみたいと思う。
漢語がわからない人にも面白いと思うので紹介しよう。
まずは、シナのポータルサイトの百度からの引用が以下である。
BABYMETAL (日本少女偶像金属乐队) 编辑
BABYMETAL是日本演艺经纪公司Amuse于2010年推出的少女偶像金属乐队,由SU-METAL(中元铃香)、YUIMETAL(水野由结)、MOAMETAL(菊地最爱)组成,三名成员全部来自少女偶像团体樱花学院。有多个唱片发行公司,日本为BMD FOX RECORDS、欧洲为earMUSIC、北美地区为RAL。
2010年,乐队凭借歌曲《心跳☆早晨》在网络上获得知名度。[1] 之后于2014年及2015年分别举办世界巡回演唱会。
中文名 BABYMETAL 外文名 BABYMETAL,ベビーメタル 别 名 赤子金属 国 籍 日本 民 族和族 职 业 偶像,歌手 毕业院校樱花学院 经纪公司Amuse 代表作品 《心跳☆早晨》、《给我巧克力!!》 成立日期 2010年11月28日 音乐风格 可爱金属、死亡金属、重金属 代表色 红色和黑色 标 志 狐狸
はっきり言って何がすごいのか良くわからない。
冒頭の紹介で日本少女偶像金属とある。日本の女の子のアイドルメタルということである。
そして各メンバーの紹介である。
ドキドキモーングが 心跳早晨となっている。
心が跳ねる朝ということである。
BABYMETALの直訳として赤子金属というのもある。
赤ちゃんメタルということである。
民族で和族という表現がある。本当は倭寇の倭としたいのだろう。
また、デスメタルも死亡金属とある。
漢語表現としてはストレートすぎるようだ。
ただの直訳の域を出ていない。
漢語表現は伝統的にはこういう翻訳が上手ではない。
和製漢語でないとシナ人はしっくりこないならしい。
METALをそのまま金属と訳ししてよいものかどうか。
日本語も議論があっただろう。
しかも赤子金属なんてそのままだな。
ロック音楽の翻訳は摇滚楽と言う。
音楽の特徴は文字としては掴んでいると思う。
シナ人の漢語表現については今後も議論したい。
さて、ところでシナ人のヘビーメタル概念の方も議論したい。
そもそもシナではヘビーメタルの概念も文化もあまりない。
どうしてこういうことになったかである。
1990年台後半の開放経済が盛んになる以前話を戻そう。
そもそもシナにはロック音楽の経験がない。ヘビーメタルの入り口はロックやブルースであると思うがその入り口がそもそもない。ごくごく一部の人間に限られる。
世界的にロック音楽の全盛時代は1960年代から1970年代にかけてである。
シナは当時文化大革命(1966年~1976年)であった。
歴史的にシナはロック音楽、ロック文化の経験はない。
METAL音楽すら普及していない。METALは全く以ってシナ一般人にはわからないだろう。
最後にBABYMETALがシナで普及するかどうかを議論したい。
数年前までは大陸のネットではBABYMETALは邪教とか、ロリータアイドルとかいう表現があったが今は見かけない。初期の受け取り方はまずは拒絶だ。これもシナの新概念に対する特徴だ。
そもそもBABYMETALの人気が世界に広がったのは動画サイトの影響が大きいと考える。
しかし、YOUTUBEに代表される海外の動画サイトはシナの大陸からでは一般人は見れない。
シナは自国の政府公認の動画サイトのみアクセスが可能である。
自国であるはずの香港のポータルサイトへのアクセスさえできない。
もちろん自由主義陣営の情報を阻害、遮断するためだ。
しかし、かいくぐって閲覧、無料ダウンロードする一部の人間はいる。
そこまでしてみているのはシナの一部のネットオタクだけだからだ。
何が起こっているのかは一般人はもちろんわからない。
ではどうなるのか?
kawaiiはシナの若い女性の一部には認識されている。
よって、一部の若い女性の理解から普及していく可能性はある。
当分は全く無視される可能性は高いと思う。
しかし、世界で流行っているからということで普及する可能性はあると思う。
また、華僑や外国人からの影響で徐々に広まっている可能性もあると思う。
結局のところ、BABYMETALなりMETALといった
中央政府で制御できない新概念はシナではあまり普及させられないことの
特徴を表していると思う。
そもそも既存のMETALの概念をkawaiiで破壊するというBABMETALの衝撃の特徴がある。
しかし、その特徴を発揮する以前に既存のMETALの概念が存在しないところでは
衝撃とならず、普及は非常に遅れるだろう。というのが今日の結論。
では See you !
この記事へのコメント