BABYMETAL SU-METALさんの歌唱法の謎 2 倍音をコントロールせよ

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ウェンブリー・アリーナ公演のライブ盤が出るのが待ち遠しいDeath。

また、2nd のSU-METALさんの歌を繰り返し聞いています。


それはともかく。


今や全世界的にMETALクイーンの称号を得た

SU-METALさんです。しばらくぶりに記事を書きます。


まずは基本的なことなんですが、前回言っていなかったことがありました。
彼女の声はアルトであろうと思われます。

私は個人的には歌でなく彼女のアルトの喋り方が好きです。

(そんなことは聞きたくないでしょう)

本題の歌唱法に戻ります。

本当はそんなに高い声が出ないはずなのです。

でも、彼女はハイトーンボイスを地声で引っ張り上げられる能力もあります。


その音域もプロとしてすごいのではありますが、彼女の何がすごいのかというと、倍音で発声できるということです。今回の主題です。


これは多くの人が気が付いています。また、指摘もしております。

共鳴とか反響とか言いている人もいます。いずれにしろ、ここでは倍音としましょう。


METAL音楽は音が厚いので一般的にボーカルがドラム、ベースやギターといったバッキング音に負けてしまうのです。


だから、BABYMETALは素人ではなかなかコピーできません。

これだけ世界的に有名なメタルダンスユニットなのですが、動画サイトを見てもモノマネできるのは極めて一部のバンドですね。

その理由は、なぜかと申しますと、素人がコピーしようとしても、ボーカルが一方的に負けてバンドにならないのです。


つまり、普通の素人がMETALを歌うと楽器の音にかき消されてしまって何を歌っているのかわからなくなってしまうのですが、SU-METALさんは倍音を出すことによって、かき消されないボーカルになっているのです。これだけでもすごいことなんです。


一般的な倍音の発声及びSU-METALさんの倍音の発声については多くの人が語っているのでそちらに譲ります。


ただ、私が言いたいことは倍音が出せるプロ歌手はたくさんいます。

でもそれだけではダメなんです。SU-METALさんには遥かに及ばないのです。

倍音で歌うだけではQueenの称号はもらえません。ダメなんです。


倍音を出せば良いというものではないのです。

倍音は無闇に出し過ぎるとキンキンとした金属をこすり合わせるような声になって聴き手に不快感を与えることになりがちです。


何がすごいかというとSU-METALさんは聴き手に不快感を与えないように倍音をコントロールしています。

曲調やバッキングに使い分けて対応してます。だからMETAL-QUEENなのです。

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倍音も軽めのものから、強烈なものまで

数種類使い分けています。


基本的な傾向としてはバッキングにギターが多いことろでは倍音を多く使っています。

ピアノのバッキングやベースのみのバッキングの時は倍音をあまり使いません。


敢えてざらつきを声に入れています。また、これが10代かと思うくらい、いやらしく、

ざらつき音と倍音を交互に使ったりします。すごく良く考えていると思います。

(もし考えてなく天然でやってたら神です)


この傾向はAmore、シンコペーションやNo Rain,No Rainbowという曲ではハッキリでます。

No RainはMETAL音楽ではないのですがSUさんの歌に対する考えがわかります。


一方、Tails of the DestiniesではMOAさんとYUIさんが歌う時は倍音発声を抑えていますが、ほぼ曲を通じて全開にしています。

この曲はバッキング音が重厚で圧倒的なので、フルに倍音を使っています。

(バッキングというよりもギターはソロに近いのですが・・・)

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The OneではSUさんのやりたい放題です。シンコペやNo Rainの時とは全く異なり、自分で歌いたいところを好き勝手にめちゃくちゃ倍音を入れています。

この曲のSUさんの歌い方は私はあまり好きではありません。


考えて歌っていると思われるシンコペやNo Rainの方が好きです。好みの問題ですが。


2ndの円盤では時々SU-METALさんの声をダブルトラックで処理していますが、倍音使いのSU-METALさんにダブルトラックは要らないような気がします。トリプルトラックに聞こえます。多少ですが私には耳障りです。


私は個人的にはギターが好きなのでライブ音源では藤岡さんの倍音奏法が気に入っています。

ギターではハーモニクスと言います。ご存知の方も多いと思います。


ギター自体もボーカル同様、METAL音楽では自分の音にかき消されます。

強調する場合は要所要所でハーモニクスを使います。


藤岡さんもハーモニクスの名手なのです。

藤岡さんはハーモニクスを出してから瞬間的にトレモロアームで音程を調節します。

ハッキリ言って変態です。


ギターは開放弦が6弦。BABYMETALでは7弦ですが、音階が少なくなるのでトレモロアームで出せない音階を調整します


ハーモニクス(倍音)をコントロールするのはボーカルもギターも並大抵ではできません。


相当な訓練と人並み外れた聴覚と反射神経を必要とします。

普通の人は訓練してもまずできません。


ということで、簡単でしたが、SU-METALさんの歌唱法の謎 2を終わりにします。

では

See you!


ちなみにYOUTUBEを2019年開設しました。適当に音楽も加えてますのでご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCNLB0EK9bi11byg2BiciBTA?view_as=subscriber

以下のURLにて当URLのご紹介ありがとうございます。ご参考ください。

https://babymetal.blog/post-28519.html

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この記事へのコメント

  • なかじー

    7弦が6弦より音階が狭くなる事は物理的にあり得ません。
    2019年02月10日 04:32
  • こうさん

    なかじーさん。ご指摘ありがとうございます。ご指摘の通り、7弦が6弦より音階が狭くなることは物理的にはあり得ませんね。
    間違いです。
    2019年02月11日 15:24

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