写真 照像 6 白黒こそ写真である

スーパームーンは何色だった? 本当の月はいつだって色は変わらない。 小さい子が私の白黒写真を見て言う。 「なんだぁ。白黒かぁ。つまんないの」 「なぜ白黒はダメなんだね?お嬢ちゃん」 「だって、綺麗じゃないし、見てて疲れる」 でも、写真は白黒だ。 私はかつて白黒フィルムで撮影していた。 と言うより写真を撮ろうと思った時はいつも白黒フィルムをカメラに入れた。 銀塩時代は経済的な理由で安価な白黒フィルムを使うことがきっかけだった。 しかし、時代はデジタルカメラである。 デジタルならば白黒もカラーも基本的には価格は同じだ。 白黒にしたければカラーで撮影して白黒にすれば良い。 でも私はやはり写真は白黒であると思う。 写真芸術家の多くも写真は白黒であると言う。 カッコ良いからではない。 私も写真は白黒だと直感的に思いつつも、 なぜ白黒が良いのか、 長い時間わからなかった。 と言うより言葉にできなかった。 最近わかってきた。やはり写真は白黒だ。 白黒でないと人は写真を見てくれないからだ。 なぜだろう。 写真を視る人がいる。 その視る人は写真を視るとその人の脳裏に写真の像が映し出される。 カラーであればそのままなのだ。それでおしまい。 これに対して白黒はどうなるのか。 白黒であればそれぞれの人の脳裏に写真の像が映し出される。 しかし、現実世界はカラーであるが映し出された像は白黒である。 …

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写真 照像 その5 時間について

あなたは10年前の10月は何をしていたのか? 誰も的確に感じ取れない。 時間は流れない。 川の流れのように時は流れない。 人間には時間の感覚器が存在しない。 いや体内時計というものがあって、洞窟に入ると体のリズムがあるそうだ。 しかし、それは24時間が1日ではなくて、25時間だそうだ。 でもそれは生理的に体が感じるのであって、感覚としては10年の歳月に関して何も残っていない。 ただし、写真や言葉によってその時は止めることが出るのだと思う。 写真や言葉の記録によってしか過去は考えられない。 それしか過去を示すものはないし時間は過去からしか考えられない。と思う。 例えば10年前の10月はあなたは私は何をしていたのか? 私も同様に感覚としては全く何も残っていない。 私は10年前の10月は上海にいた。調べたからわかったことである。 もうすぐ取り壊されるという石庫門房子(上海語でボロボロの長屋のこと 1枚目の写真)を撮影していた。 おばちゃん達に頼んで共同炊事場を撮影させていただいた(2枚目の写真)。 撮影中後ろから声が聞こえるので再現(もちろん上海話ですが) 「こんなモンとってどうすんの?」 「この前もカメラを持った日本人が来てウロウロして撮影させてくれと言って騒ぎになった」 「日本人はなぜこんなものに興味があるのかね」 私はおばちゃん達に以下のようなことを言ったような気がする。と思うが定かではないが。 「1…

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写真 照像 4 森山大道さん 

森山大道さんにも触れずにはいられない。(写真は森山大道さんとその作品) そもそも、私のブログのトップページの写真は私が取った香港のビルスナップである。 ただ、香港のビルをとっただけといえばそれまでである。 恐れ多くも、遥かに及ばないが何とか彼の作品に近づこうとした時期があり撮った作品である。 森山大道さんの作品は多数あり。 彼の世界的評価も無論のこと、彼の作品から普遍的な価値を見出したい。 今も現役であり、著書、評論も多数存在している。 写真に対する熱意と洞察力が抜きん出ており世界を代表する写真家と 私は考える。 予備知識の無い方には、少々乱暴だが、彼の作品は白黒写真が特徴でスナップ 写真が得意としていただきたい。 多くの評論家が彼の作品の特徴として以下のことを言う。 ①匿名性 誰だかわからない。 ②等価   全てのものは等価である。 ③擦過性  すれ違いに何かが残る。 さて、森山大道さんの作品の特徴について もう少々詳しく述べると以下と言われている。 ①匿名性   何を誰を撮影しているのかわからない。   只そのままを撮影している。   撮影された側も撮影されたという意識が無い。 ②等価   被写体は全て等価である。   価値としてはスーパーモデルもゴミも同等である。   被写体は何が重要かが問題ではない。 ③擦過(さっか)性   被写体に対して通り過ぎる時、擦った様に   被写体と…

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写真 照像 3 等価

写真とは 写真の本質は等価性であると思う。 この見解は私が初めて言うことではない。 写真にとってトップモデルとゴミとは等価である。 その等価性の本質はどこから来るのかといえば、 写真が写像であることにほかならない。 写真は写像にその本質があると私は考えている。 逆説的に言うと写真の前ではゴミすらも美しい。 写真の前ではトップモデルですら醜悪である。 写真に写っている像は全てが等価であり、 且つ現実世界と同様、全てが等価である。 写真はヘルムートニュートン氏の作品とニュートン氏。 20世紀を代表するファッションカメラマン。

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写真 照像 1

写真(しゃしん)  日本語 照像(しょうぞう) シナ語 何を思ったのかそもそもこのブログでは写真 照像について語ろうと思っていた。 ブログとしては写真について語るのがふさわしいと思っていた。 いつの間にかとんでもない方向に行ってしまったのだが。 そもそも音楽を文字にすることが違和感がある。 では写真は何を語るのだろう。

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続 BABYMETALの衝撃 3 RTMR メタルレジスタンスへの抵抗

METAL Resistanceの抵抗Resistanceとは何なのか? BABYMETALの世界的大論争は留まる所を知らない。 それは、BABYMETAL が世界に衝撃を与えたからだ。 世界に与えた衝撃とは何か? BABYMETAL の出現 それは METAL ファンに対して BABYMETALはMETAL であるということを認めるかさもなくば自ら METAL ファンを止めるかの選択を迫るもであった。 では結果はどうなったのか ある METAL ファンは BABYMETAL に飛びついた。 飛びついたものたちが集まる場は絶叫とともに大いなる興奮の坩堝(るつぼ)となる。 しかし、ある METAL ファンは納得できないままでいる。 納得できないものからの抵抗が起こっている様に見える。 あくまでも見えるだけ。 偽Resistance to METAL RESISTANCE(RTMR) 納得できないものたちの手っ取り早い方法は以前も述べたがともかくレッテル張りをすることだ。 ロリータコンプレックス 彼女たちはユニット結成以前に METAL を知らなかった。 BABYMETALは商業主義だ。 全く持って音楽内容や演奏とは関係の無いところで戦っている。 わざと議論のかみ合わないところで戦っているのだ。 議論をかみ合わせない戦術。論理的にかみ合うと負けてしまうので 論点をずらす方法をす…

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続 BABYMETALの衝撃 2 バラカン氏論争 論理空間について

さて、先日言及したことを一部振り返ろう。 BABYMETALの衝撃は留まる所を知らない。 BABYMETALは世界的な大論争を引き起こしている。 論争の焦点はBABYMETALは真のMETALか否か? BABYMATALはMETALではないとすれば真のMETALの定義と論理的に矛盾する。 METALファンはBABYMETALを受け入れるかMETALファンを棄てるかの選択を迫られる。 そこで、METALファンの心理としては非常に不安である。 実際に自分の目と耳でライブに行って確かめなければならなくなる。BABYMETALのライブは選択を迫られる儀式でもあるのだ。 そこでBABYMETALを見る。聴く。 オーマイゴッド!これはMATALだ。 BABYMETAL=METAL。等式の関係となる。 そしてMETALファンはBABYMETALファンとなるということである。 だから、ライブ映像を見る限りあんなに絶叫を上げて大興奮するわけである。 しかし、100%はそうならないのが人間社会である。 納得がいかない人もいる。 代表的なのが音楽評論家のピーターバラカン氏 METALとはちょっと離れるが以下議論したい。 ちなみに私はバラカン氏に対して感情的には好きも嫌いもないと言っておく。 バラカン氏の主張 (1)BABYMETALはまがいもの。 (2)このようなものが流行とは世も末だ。 とコメントしたという。 結構これが含…

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続 BABYMETALの衝撃 1 世界的大論争の謎 相対主義と絶対主義

誰もが子供のころ、大人から、「気を付けなさいよ。世の中ね絶対なんて絶対無いのだからね」という言葉を言われたことがあると思う。 もし絶対は無いのならば、全ては相対となる。では全てが相対であるならば相対が絶対である。 相対であるはずのものが絶対である。ということは論理的には矛盾する。 子供なりに大人は理不尽だなぁ。と思った人も多いと思う。 この事は、現在でも哲学的には多いに議論になっている点である。このことを念頭に置いて欲しい。 さて、私がBABYMETALから受けた衝撃は先に言及したところに述べてある。これからは続編である。 以下、続BABYMETALの衝撃として議論していきたい。 さて、BABYMETALの衝撃は留まるところを知らない。私も年初から予想はしており、本ブログでも幾度と言及したが衝撃の破壊力は留まるところを知らない。 そもそも私が受けた衝撃はBABYMETAL側の志向性は無論のこと、受け手(いわゆるリスナーおよび観客)の過剰なまでの反応の部分も大きい。 今回の議論はここに言及したい。 なぜここまでBABYMETALが世界的に受け入れられたのか?の問いに対して、これもまた現在大いなる論争を呼んでいる。 私は答えよう。それはBABYMETALが世界的に衝撃を与えたからに他ならない。 どういう衝撃なのか?METALとJ-POP的要素の結合、ダンスの融合だけでない。 常に音楽、社会を巻き込んだ論争の中心だからであ…

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BABYMETAL METAL RESISTANCE review 2nd album ver.6

のこりは3曲 本日は10曲目の No Rein,No Reinbow Death ! これも素晴らしい曲である。 これはどう表現してよいか難しいな。 まじめに作られすぎているので検証が若干難しい。 ちょっと崩れているとそこから糸口があるのだけどね。 本曲はSu-METALさんのボーカル。是に尽きる。 彼女の歌声を最大に引き出そうとしたアプローチかもしれない。 すごいことではあるが、ただ、ひたすらそれだけでもある。 私は岩崎宏美さんの若いころを思い出した。 彼女は声が良く、めちゃめちゃ歌がうまかった。 (みなさんはきちんと金をだして、聴いてみてくださいネ) 彼女の若いときはびっくりするぐらい声が良く、歌がうまかった。 岩崎宏美さんとSuさんは良く似ている。歌がうますぎると扱いが難しい。 歌唱力を引き出そうとして作詞作曲側もまじめに作りすぎてしまう。 宏美さんの初期の思秋期なんかそんなものの代表だろうな。 まじめすぎると面白くないのだ。 横道にそれる。二人とも歌唱パターンが似ている。 ハイトーンを地声でやってしまう。殆どの女性歌手ができない高音域 でそれをやってしまう。高音域のときの伸びが素晴らしく良い。 宏美さんは現在はお年なのでファルセット(裏声)を使う。 宏美さんの若いころで聖母たちのララバイをファルセットを 使う時と地声の時があった。フルコーラスを 地声で歌えたときは思わず笑顔があふれ出した場面を思…

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人類は人工知能のコンピューターに勝てるのか? 囲碁の対決に思う AI review その2

人類は人工知能のコンピューターに勝てるのか? アルファ碁先生(私はDQNアルゴリズムといいたい)がまた背ドル氏に 勝ちました。人類1勝4敗と大幅に負け越しです。 人類は今後人工知能にどう立ち向かっていったら良いのか? まったく笑止千万の話題だろう。 哲学や論理学をかじれば、この話題が嘘や欺瞞に満ちていることがすぐわかる。 端的に言えば今回の勝負は グーグルの株価対策である。 同時に棋院側の広告の意図も見え隠れする。商売のにおいがぷんぷんする。 では前回の宿題であったので以下詳しく検証して見よう。 手っ取り早くコンピューターに勝つ方法を示せば今回の 対戦の検証になると考えた。 とりあえず、先日の議論は駆け足をしてしまったが、人類と コンピュータのゲームでの対戦の歴史を振り返ってみることとする。 オセロ、チェス、中国将棋とコンピューターが勝ち進みつづいて残された 人類の残された牙城はつい将棋と囲碁だけとなったのである。 将棋の昨年の電王戦を思い出していただきたい。 2015年の3月から4月にかけて開催。持ち時間は各5時間秒読み1分。 昼食夕食休憩(合計1時間30分)がある。 また、出場棋士は、本番と同じソフトおよびハード(IntelCore i7 Extreme5960X EE 3.0GHz 8コア)で練習対局が行なえる。 また、「5対5の団体戦はこれで最後」と発表された。 結果(人類が勝ち○、コンピューターが勝…

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人工知能がプロの囲碁棋士に勝ったそうな AI review その1

Googleが500億円以上で買収した謎のスタートアップ「DeepMind」。当時、無名の人工知能(AI)開発ベンチャーのDeepMindをGoogleが買収した目的は、天才デミス・ハサビス氏を手中に収めたいからと噂されていました。Googleの期待通りDeepMindはAI技術を磨き上げ、学習してゲームの腕をメキメキ上げるアルゴリズム「DQN」を発表して一躍有名になり、人工知能ソフト「AlphaGo」を開発してこれまで難攻不落と考えられてきた囲碁の世界最強棋士を破るのに成功するなど、世間をあっと驚かせています。 だそうだ。へぇーそうなんだ。 人類への脅威だ!ターミーネーターのスカイネットだ! ということになる。新聞や雑誌を売るための決まり文句だ。 アドバルーン的には面白いが、たいしたことはない。想定内である。 と思うのであった。もちろん人工知能の概念がない人にとっては理解不能だろうが。 自信満々に言い放った限りこの検証をせざるを得ないだろう。 人工知能といわれてもたいしたことはない。猿の学習程度である。 そうそう、京都大学であった忘れたが、天才の猿がいるそうな。 私の理解ではこの程度のことである。 結論を言えばまだまだ、人間様にお伺いを立てなくてはならない段階だからである。 ちなみに人工知能のアルゴリズム「DQN」とは恐れ入った。ネーミングセンスは 抜群である。2chでもみているのかな。 確かに2chにいろいろヒントはある。これは認…

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BABYMETALの衝撃 最終章 難易度を打ち破る秘密そして最終的BABYMETAL論

昨日の結論  BABYMETALは新概念であり、概念の獲得を要求されるが  同時に既存の価値観での検証では理解できず、概念の  獲得の難易度は高い。 今日の問い  ではなぜ難易度が高いのにも関わらず、ある一定の  普及が可能であったのであろうか? ここからが本論である。 誰もBABYMETALのこの「謎」に気づいていない 私はヴィットゲンシュタインの「論理哲学論考」と「哲学探究」が この謎を解くヒントになるとある日思った。 ちょっと専門的になるがご勘弁を。 論理学は先験的である。これを推し進めたのが「論理哲学論考」。 ヴィットゲンシュタイン自身も自分の著書を指して哲学の諸問題が これにより最終的に解決されたと言い誇っている著書である。 しかし、これに対して「哲学探究」では前著の反省の立場に たっている。 理想的な論理言語によって組み立てられた透明で純粋な 氷の宮殿を構築することであったのは「論理哲学論考」である。 この完璧な宮殿にわれわれは暮らすことができない。 氷の床には摩擦がなく、そもそもあるくことができないからである。 とのこと。 これでできたのが「哲学探究」である。「言語ゲーム」という概念でも 有名。興味を持つかどうかは別として皆さんトライしてみたらいかが、 さて、ここで言いたいのは何かというと以下の喩えを申し上げる。 仮に音楽で言えば究極の超絶技巧および理想の曲があっ…

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BABYMETALの衝撃 その4 新概念獲得とは検証の難しさ

BABYMETALは新概念なのだ。 同時に既存の価値観での検証を難しくしているのだ。 と昨日までは述べた。 さて、BABYMETALは新概念であり、既存の価値観での検証を難しくしている。 この点について更に深く検証をしていきたい。 新概念の提示と実証である。 新概念の提示とライブパフォーマンスこそ彼女たちの本領であること。 ここに答えがあると思っている。 新概念の提示 新概念といえども全部がオリジナルではない。 音楽性 演奏技術 ダンス アイドル 日本語これらをミックスして いることが新概念であると考える。 特に音楽性、演奏技術の基本レベルが高い。 基本が抑えられているということ。これに加えてダンス、アイドル、日本語の アプリケーションが加わっており、一見簡単な組み合わせだが 誰にも到達できないレベルに達していること。 どれ一つとっても大変なレベルである。更にお互いが対極にあったことが、 検証を難しくさせている。 音楽性および演奏技術が高いこととダンス、アイドルということは相反する。 特にメタルの音楽性はマニアックさを追求するものだし、 演奏技術も超絶技巧が要求されている。 リスナーでさえ膨大な知識と分析が要求されるし、演奏技術も 一般人では表現不可能なレベルが必要であるし演奏者も特権意識が ある。 一方、ダンス、アイドルは近年ではAKB48に代表されるように 極端な規模とそれを支える大規模な商業主義に…

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BABYMETALの衝撃 その3 新概念 現象 中毒症状の関連

昨日の検証結果。 (命題) BABYMETALは概念であり、中毒症状とも言うべき厳しい 概念の獲得過程が必要になる。 ということが導出された。この命題を検証するために この命題の★対偶を検証しよう。 ★対偶の概念がわからない方は論理学を勉強してね。   対偶の概念の獲得が必要Death。 (上述の命題の対偶) 中毒症状というべき厳しい概念の獲得過程は必要でないならばBABYMETALは概念ではない。 と同義である。お分かりいただけましたでしょうか? まぁわからない人は飛ばしてください。 新概念の鍵はここにあるのだ。 新概念か新概念ではないかを見分ける方法を伝授しよう。 ある概念や現象(BABYMETAL現象とも言う)に対して 以下の状況になっていたらこれは新概念ではないかと 疑おう。 (物理法則を見つけるときの現象にも適応している) ・アンチが多くアンチの多くはレッテル貼りをしている。  (昨日の通り) ・全く理解できない人が大多数。  (一部の熱狂的ファンからはマスコミへの露出が少ないと嘆く) ・大部分の人は気持ちが悪い、気味が悪いという。  (拒絶) ・一部の中毒性を持つファン層が着実に存在し増えている。  (熱狂による概念の獲得が行われている) ・先験的に正しさが認められる一方、氷の宮殿ではなく  土の香りがする地面を歩くことができる様になる。 ・時間がたつと当たり前の概念および現象に…

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BABYMETALの衝撃 その2 論理哲学論考と哲学探究を念頭に

BABYMETALの衝撃について書いた。 BABYMETALの衝撃をうけてから、私は 再びヴィトゲンシュタインの2大著書「論理哲学論考」と「哲学探究」を 読み比べることにした。以下検証を続けたい。BABYMETALの衝撃については深く検証するのものの 「謎」が多い。検証には時間がかかる。 なぜ、BABYMETALは検証を困難にさせるのか。 検証方法はいろいろなアプローチがあり。 ネットを見れば一目瞭然で世界各地で検証や論争が 巻き起こっている。 肯定的なものから否定的なものまで多種多様である。 では方法論の一つとして全く受け入れない反応から検証してみたい。 一般的な否定的な反応としての代表的なものは「アンチテーゼ」である。 3人の少女は結成前にメタルは知らなかったのでこれはメタルではない。 こんなものはロリータコンプレックスである。 既存の概念から受け入れられないとき人はどうするのだろう。 まず、否定なものから入り都合の良いレッテル貼りをして拒否する。 一番判りやすい方法だ。「近頃の若い者ときたら」に代表される 様なことである。 一般人は経験外の事に対して殆ど理解することはできない。 言い換えると概念は経験を通じていないと理解できない。 先験的なものは一般的には理解できないのである。 数学や論理学は先験的であろうが、一般人としては難しい。 経験外の事に関しては拒絶することが効率的である。 方法として、経験…

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BABYMETALの衝撃 

BABYMETALの衝撃の話をしよう。 BABYMETALのKARATEがリリースされた。 1STとYOUTUBEの映像に衝撃を受けた。 私の人生の中でBEATLES以来の衝撃だった。 1日で30回は聴いた。今でも聴いている。 これこそ音楽だ。哲学と感じだ。 アイドルとダンスとヘビーメタルを組み合わせただけのシンプルな構成。 一見誰もが考え付きそうで誰も真似ができない領域に到達している。 もちろん多くのアンチテーゼが投げかけられた。 とはいえBEATLESは黒人リズムアンドブルースと白人アイドルとの 禁断の融合である。 同様に大人たちは白眼視し学校でも禁止された。 BABYMETALも一般人には一見はロリータコンプレックスにしか映らない。 しかし、音楽を知っているものならば、そこには激しくも禁断の新概念同士の ぶつかり合いあいがメタルのビートと高速ダンスともに奏でられている。 なんとも言いようのない高揚感、疾走感に襲われ感覚に麻痺が起こる。 特にへどばんぎゃーとイジメダメゼッタイとRORは出色の名曲である。 白人(特に西欧)が衝撃をうけるのはもっともである。あまりの衝撃に恐怖すら 覚えるであろう。呪の様な日本語で3人の日本の少女が叫び踊るのだ。 彼らが私はBABYMETALが好きだ。 というのはつまり「死」と同義である。 許されない言葉だ。しかし、これは現在の空間から遊離し別の世界へ 浮揚する、「生」の第一…

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