13億の民よ。正月気分はおしまいだ。
経済崩壊などはぶっ飛ばせ。
今年は何をしてくれるのやら。毎年香港 C国はなんかやってくれるから
たいしたものだ。大年初一から香港騒擾Mong kok riot だったからね。
2008年のリーマンショックのときの上海の芸人の言葉が
大好きだ。そのときも株が大暴落していたからね。そこで一言。
だって私たち上海人はもともと何もなかったんですから。
そうなんだよ。何にもなかったんだよ。人民服に自転車だったんだから。
日本人も槍と刀とちょんまげしかなかったのさ。
それで黒船と戦おうとしたんだからなぁ。
香港だって何にもなかった。イギリスの植民地の前までは
一部の客家が住んでいる漁村だったんだよ。
今客家は香港では馬鹿にされているがもともと客家と漁民
しかいなかったんだよ。
香港および広州は大きく分けて4つの民族が住んでいるという。
①本地人(広州語:いわゆる白話を話す人)。
②客家人(1000年ぐらい前にシナ北方から来た人)
③福老人(福建系の習慣を持つ人)
④漁民(水上生活者)
④の漁民はほとんどいなくなったなぁ。香港ジャンクなど見ないな。
私の記憶でも広州の珠江の支流に少し見るくらいか。
③の福老(本当は老に人偏がつく)は雷州半島およびスワトウ潮州
あたりの人々。閩南語に近い。私は雷州の泥語(本当は泥話という)
というのがすごいと思う。
泥語人の思い出。床屋に言ったとき。泥語人にあった。普通話で
話しかけてきた。泥語人とのやりとを以下再現します。
泥語人「すごいでしょ。私は普通話ができるんだよ」
わたし 「すごいね。でもなぜしゃべるのだ」
泥語人「自分で勉強した」
わたし「それまで学校では何語だった」
泥語人「小学校と中学校の先生は泥語しかできなかった」
わたし「高校の先生は?」
泥語人「高校になって、やっと白話(いわゆる広州語、広東語)のできる
先生になった」
わたし「へーすごいね。白話もできるんだ。」
泥語人「もちろん。我識講白話(私は広東語ができます)」
わたし「へーすごいね。あなたは泥語と広東語と普通話ができるんだ
高校をでてから自分で普通話を勉強したんだ。天才だね」
泥語人「生きていくために必死で勉強したのよ。苦しかった。けど
言葉を覚えるたびに道が開ける気分がした。そして今は
日本語を覚えようと思っているの」
わたし「日本語は覚えても良いが英語のほうが良いと思うが」
泥語人「よく考えてみるわ」
ということであった。
諸君、泥語人もこんなに頑張っているのだ。
私も頑張るけど諸君も頑張れ!いつか私も雷州半島に
行ってみたいと思う。
C国は行きたいところばっかりだな。エネルギーをくれるね。
諸君外に出よう。そしてエネルギーを貰え!
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