終身雇用、年功序列はそろそろ 2 小さな大学入試異変

終身雇用、年功序列はそろそろ の第2回目です。

終身雇用、年功序列の制度がだんだん維持できなくなってくるという前回の内容でした。
しかし、もう一度振り返ってみると、日本の終身雇用、年功序列というものはどうやって出来上がってきたのでしょうかね。

令和の時代になり終身雇用、年功序列をやめてしまえという議論が起こっていますよね。

でもそんなに簡単に行くでしょうかね。日本の高度成長やバブル前の日本の終身雇用、年功序列に対する海外の評価は異なりましたよね。

年功序列が日本の強みなんて言われていましたね。そもそもなぜ、年功序列だったんでしょうかね。やめてしまえの議論の前に、そもそもなぜそうなっているのかという議論が少ないような気がしますね。

年功序列なんていう制度自体が世界中で稀に見る制度なんですよね。基本的には世界中、どの組織も、実力主義なんですよね。同一労働、同一賃金が当たり前ですね。もちろんかつての社会主義国の制度を除いてはですけどね。ですから、年功序列なんていうものがどうやって成立したかが、ポイントなんだと思います。

以前私のブログにも書いたのですが、今は、人手不足なんですよね。昭和の初期の一時期を除いてですが・・・・。明治から今までずっとそうだと思います。東京を中心とした日本の経済の中心地は常に人手不足でしたよね。人手不足を解消するために、色々な企業は人を採用するために、高額な賃金を提示してきたんですよね。低額な賃金では人は集まらないのですね。さらに、都会で、便利なところにオフィスを構えないと優秀な人材が集まらないのですよね。

地方創生とか地方再生とか言っていますが、地方には魅力が無いし、賃金も低いでしょ。衰退するのは当たり前なんですね。

それはともかく、人手不足であったんですね。でも、戦後、朝鮮動乱の頃はたくさん仕事があったのですが、人が集まらない。集めるために、実力主義で高額な賃金を提示して人を集めたんですね。

でも、当時はやっぱり、優秀な人は少ないのですね。農家の次男坊、三男坊が東京に集まってきますが、スキルが低いんですよ。単純なことは我慢してやりますが、給料が低いからすぐやめてしまうんですね。ですから、給料が低くても、終身雇用、年功序列にして、企業が低いスキルの人たちを教育して、長く勤めてもらった方が、会社への忠誠心も向上すると考えたんですね。

高額な給料が払えない企業は、安い給料でもスキルが低い人を集めてなんとか教育して、終身雇用や年功序列で長く勤めてもらう様に工夫していったのですね。

結果、うまく忠誠心やスキルを向上させた企業が成長していったんですね。それが今の大手企業だったんですよ。でも、時代が変わり、変化が激しい時代になりましたね。ですから、優秀な若者には莫大な給料を払わないと、来てくれない時代になってしまったんですね。

というより、いつの時代も、どこの国でも、時代が変わる時は、時代についていかれない人もいっぱいいるんですけどね。

ではどういう若者が高額な給料をもらっているのでしょうかね。それは、特にIT関係ですね。IT関係は常に人手不足ですね。
これは皆さんもご存知だと思います。

それから、外国語ができる人材ですね。外国語ができる人材は昔から重宝されていましたからね。

意外だと思われる方がいると思いますね。最近は会計が人気ですね。

一例を挙げますと、今年の春の大学入試で2つの大きな異変がありましたね。
気が付いている方はあまり無いと思われますが、これは私が気が付いたことをコッソリと教えてあげますね。

大きなトピックスとしては、東京大学の入試と早稲田大学の入試結果でした。

東京大学の文系入試ですが、文系の難易度としては、最高峰とかつては言われていました文科一類でした。しかし、今春の入試では、合格者の最低点が文科二類を下回りました。ということは。文科二類の方が難しいかった訳です。一説によると、東京大学に受かりたい層が、文科二類に雪崩れ込んで、結局は文科一類を上回ったという説が大勢を占めていました。

しかし、私はそうは思いませんでした。大きな潮目が変わる前兆ではないかと思っています。その内容を話す前に、もう一つ、の事象がありました。

では一方の、私学の雄、早稲田大学はどうだったのでしょうか、早稲田大学の看板学部といえば、政治経済学部と法学部でしたが、今春入試のデータをもとに某大手予備校が偏差値を割り出したら、なんと、政治経済学部と商学部が最高偏差値で並んだということでした。

東京大学の象徴的な出来事の上に早稲田大学でも、法学部より、経済、経営系の学部が難易度が上がっているつまり、人気が出ているということですね。

一方、慶應大学では商学部が偏差値が上がったという例は見られませんでした。ということで、慶應大学は当てはまらないとはいえますが・・・。

しかし、東京大学と早稲田大学で見られた事象は偶然とは思えませんね。世の中が、変わっていく前兆と私は思っています。
特に、最難関大学を受ける若者は当然、自分の進路については高いレベルで考える傾向がありますし、その親御さんも、子弟に対しては将来を見据えてアドバイスすることでしょう。

実際、東京大学、京都大学の就職先人気ランキングの1位はアクセンチュアで、2位はマッキンゼーですね。コンサル系が上位を占めております。コンサルの分野は戦略系、業務改革系、IT系となっており、当然、会計や経営の知識を要求されますね。
そういう知識を総動員して、コンサルは様々な企業への支援を行うものと私は理解しています。

ということはこういったコンサルに発注する会社側も、経営戦略、IT、会計で困っているということの現れだと私は思っております。

若者としてはせっかくの大事な青春を無駄な時間にしたくないでしょう。ですから、将来を、よりニーズのある職種や専門性を目指すために、かつての法学系から、経営、商学部系にシフトしており、上位の難関大学からその動きが見えてきているのだと私は思っております。

終身雇用、年功序列の話から、大学入試の話に飛躍しましたが、優秀な若者はすでに、未来を先取りしているような動きを見せていると思っております。

ですので、終身雇用や年功序列が終わりそうということで、どうしたら良いかわからない方々は、会計などを試してみたら如何でしょうか?
今後ITと並んで、会計や経営については私のブログでも多く取り上げいきたいと思います。

では

See you!