2nd SARS後の世界 10 教育現場でのスポーツ・部活文化の危機

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例年なら、今の時期は各地で夏祭りや、スポーツの全国大会が行われているハズでしたが今年はご存知の通り、2nd SARSの感染拡大防止の観点から、ことごとくイベントが中止ないし無観客というように変更を余儀なくされておりますね。

一方、ここにきて、全国大会に度々出場する高校サッカー部、大学のレスリング部やラグビー部での数十名以上の2nd SARSのクラスター(集団感染)が相次いて報じられていますね。

旅行業界、航空業界も非常に厳しいですが、実は接触プレーがある、対人競技は感染症に対して危険が高いですね。
プロスポーツはもちろんのこと、社会人や学生のスポーツでも恐れられていたことが次々と起っていますね。スポーツという業界というかスポーツ関係者も非常に厳しい状況であると思います。

2nd SARSで緊急事態宣言が解除されましたが、私はこう言った、対人で接触プレーがある運動競技というのは、今後はほぼ厳しい状況になってくると予想しておりました。

とりわけ、相撲、柔道、レスリングは無論のこと、ほとんどの球技系のスポーツにおいても、その競技そのものが存続の危機が目前に迫っていると感じていました。・・・ゴルフはなんとか生き残りそうですが・・・。

多くのレストランでさえ、対面にはアクリル板やビニールの仕切りがあるのですよ。従来どおりのスポーツをして、人と人が接触をして大声を出していたら、どうなるかは簡単に想像ができたハズですね。
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また、そういった競技の中でとりわけ学生の強豪校は寮生活で寝食を共にすることが多いでしょう。ですから、ますます、集団感染の発生しやすい環境にあるのですね。

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(ある学生の寮生活。写真と記事は関係ありません)


一度クラスターを発生させてしまってはその競技そのものが致命傷になってしまう可能性があると思っておりました。ですから、関係者は非常に気をつけて、対策をしていたものとは思われてますが、やはり、クラスターが発生しまったのですね。

仕方のないことでしょうが、危険が身近に迫っているにもかかわらず、人は正常性バイアスというものがあり、実際に身近な人が犠牲にならないと、自覚しないのでしょうか?

学生側も、今までこんなに練習したきたのに、今年でおしまい?そりゃないぜ!
指導者側も、こんなに頑張らせたのに、試合をやらせてあげたい、という気持ちがあったのかもしれません。

でも、そんな気持ちがあっても学校関係者というのは心を鬼にして、危険性のある運動部の中止、解散を命じる必要があったのではと思います。
非常に厳しい言い方かもしれませんが、クラスターを発生させてしまった現場の指導者は、競技指導のプロではあっても、子供の安全を守るという基本的な教育レベルが欠如していたと言われても仕方がないと言わざるを得ないでしょう。

大学でも多くの学生が対面授業の復活を望んでいますね。できる限り、学生、生徒たちの声に応えたいというのは分かりますが、多くの大学が対面授業の可能性を残すようなことを言ってお茶を濁していますね。一方、一部の大学、例えば青山学院大学はキッパリと後期もオンライン授業の継続を宣言していますね。
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学生や生徒の安全を守るということは非情な判断も必要だと思いますね。というか、クラスターを発生させてしまったら、学校側のダメージだけではなく、学生、生徒の家族にまで生命に危険が及ぶ可能性が出るということを自覚すべきですね。

また、先日京都大学の佐伯先生のオンライン講義を拝見しましたが、文明というのはパンとサーカスであるということをおっしゃっていましたが、どうしても、観客としても競技というのみたいという思いが強いですし、期待された方はどうしても頑張ってしまうものですね。

多くの学校は部活動というサーカスへの期待が高まりすぎた結果でしょう。

運動部でそれなりの名前をあげれば、ある程度の知名度が上がります。優秀な競技指導者を連れてきて、寮生活で運動づけにすれば学校の知名度が向上する可能性があるでしょう。イメージアップを狙ったものだったのですね。

ですが、このまま同じことを続ければ、それが返って逆効果になってしまい、学校関係者の健康へのダメージだけではなく、学校全体のイメージダウンになってしまうことを懸念しますね。

2nd SARSの感染拡大以降、サーカスが立ち行かなくなってしまったということですね。
日本の教育現場での部活文化、サーカスというものの終焉につながってしまうことになってしまったのでしょう。

先日、東京オンライ五輪を提唱しましたが、思い切って、競技の内容を見直せるものは見直し、新たにオンライン等の活用ができないものは心を鬼にして止めるという覚悟が必要なのかもしれませんね。

では

See you!

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